入門「太刀魚釣り

海岸からのウキ釣り

 

 

太刀魚を堤防などの海岸から釣る場合は夜が狙い目です。太刀魚は夜になると最も海岸線に接近して来るからです。ウキはケミホタルが付けられる発泡ウキか、電気ウキを使用すると良いでしょう。少し遠くに投げる必要がある場合には、なるべく大き目のウキを用意しましょう。

 

太刀魚はウキの重さなどはほとんど気にしなくても釣ることができるので、初めから大きいウキを使っても全然構いません。道糸にウキ止めを作って遊動式にします。また、ウキ下は調節が出来るようにしておきます。

 

太刀魚が釣れるポイントは、その日の活動状況によって違ってくるからです。錘はナツメ型でヨリモドシが両端に付いているものを使いましょう。そして、ウキの浮力に合わせた号数を使うことがポイントです。

 

餌はキビナゴやイワシを使用します。まずは、ウキを使用して潮に沿って流しながら、広い範囲を探っていきます。棚は天候や、その日の潮の流れを見ながら、2ヒロから5ヒロの間で調整します。

 

潮の流れに沿うようにして糸を伸ばしていき、ウキが海面に対して垂直に動くように維持しましょう。アタリが来たら、慌てずに一呼吸おいてから、大きく竿を煽って合わせましょう。

 

最近では、市販されている仕掛けでもかなり性能が良くなってきています。自分で仕掛けを作るのが面倒な人や、すぐに釣りを楽しみたい人は、市販品を使用しても良いでしょう。